このような課題を解決したい方へ
- 大量採用を考えている
- 採用コストが年々高くなっている
- 自法人・自施設でも採用していきたいと考えている(定期的に応募が来る仕組みがほしいと考えている)
医療に精通した採用マーケティングで伴走し、自施設の採用を強化
医療機関・介護施設経営に欠かせない「人財」。しかし、その採用は厳しい状況が続いており、人事担当者を悩ませています。近年、医療介護業界にも広まりつつある採用マーケティングという新たな手法は、採用の強化はもちろん、組織力向上にもつながるといわれています。採用マーケティングのプロフェッショナルとして多くの医療機関・介護施設の採用課題を解決している、マイナビ医療・介護経営にご登録の島ノ江 洋佑顧問にその独自の手法について伺いました。
医療介護業界でも注目度上昇の採用マーケティング
採用マーケティングとは、求職者と直接つながることができる媒体を構築し、それぞれの病院・施設に適した手法を用いてアプローチすることで、自法人・自施設で採用できる仕組みを作ることを指し、もともと一般企業で活用されていた手法です。
これまで医療機関・介護施設における採用手法は人材紹介が最も多く、次いで求人雑誌や新聞の折り込み広告・求人サイトなど、求職者にダイレクトアプローチすることが難しい媒体でしたが、それによって採用単価は高騰し、各施設にかかる負担が大きくなっている現状がありました。
さらに、労働人口の減少や、個人が企業をリサーチできる時代に変化したことで、選ばれる病院・介護施設でなければ生き残れないことに気づき始めたことがきっかけとなり、3~4年前から医療・介護業界でも注目されるようになりました。今、医療介護業界全体は慢性的な人材不足という現状を、どうにかして解決しなければならない岐路に立たされています。
導入のススメvs導入を阻むワケ
どのような医療機関・介護施設が採用マーケティングを導入するとよいのかというお問合せを多くいただきますが、私は以下の課題を抱えている場合にお勧めしています。
- 大量採用を考えている
- 人材紹介のみで採用活動をしているためコストが高くなっている
- 自法人・自施設でも採用していきたいと考えている(定期的に応募が来る仕組みがほしいと考えている)
しかし、採用マーケティングを活用する必要があると理解してはいるものの、実際に導入している施設はそう多くありません。その背景には以下の理由が複合的に絡み合っていると考えています。
- 採用担当者がデジタルに対して苦手意識がある
- 理事長など決裁権を持つ管理者からの同意を得られない
- 採用マーケティングにお金をかけて必ず成果が出るのかという疑問がある
- 採用担当部署の人員不足で新しい取り組みができない
成功のカギは数値にコミットし伴走すること
すでに採用マーケティングを導入していても、そのほとんどが苦戦しているのが現状です。理由としてよく耳にするのが、採用担当者が採用マーケティングの知識を持ち合わせていないため、どの手法を用いれば有効なのかが理解できず、コンサルから言われるがまま施策を行った結果、1人も採用できていないというものです。
さらに、人材紹介と同じように「ホームページに募集を掲載すれば必ず応募が来る」と考えている医療機関・介護施設が非常に多く、採用マーケティングの活用にあたり思考の転換が必要です。
マイナビ医療・介護経営の強みは、ただアドバイスするだけでなく事前調査をした上で各施設にフィットした手法を用いて数値にコミットし、お客様の職員になったつもりで伴走し続けることです。最終的には1~2年後に採用を自走できる仕組みを構築し、私の手から離れることを目指しています。
採用だけじゃない 最終ゴールは組織活性化
採用マーケティングの活用によって採用環境がどのように変化するのでしょうか。得られるメリットは主に3つあります。
- コストカット
人材紹介を使わない手法なので、大幅なコストカットが実現できます。 - 定期的な応募の獲得
さまざまな媒体の活用やSEO対策によって「定期的に応募が来る」という流れを作り出すことができます。 - 離職防止
少しでもミスマッチが起きると退職される方が多い現状があるため、マイナビ医療・介護経営に在籍しているプロ人材はもちろんのこと、看護師や病院の人事担当経験者の経験則をお伝えした上で、細部にわたって求人内容を作り込み、ミスマッチが起きないような環境を整えています。
採用マーケティングの本質は、施設全体が採用に対して真剣に取り組む組織へと変化することにあります。これまで私が介入したお客様のほとんどが、経営陣も含めて院内スタッフ全員が一丸となって意見やアイデアを出し合い「自分たちの力で採用するんだ!」という意識に変わりました。そのような一体感の中で採用できた時の喜びは何にも代えがたいものです。
8,000万円のコストカットを実現!採用マーケティング成功ストーリー
採用までどのような道のりをたどるのか。数年前、100人の大量採用を目指す介護施設からご依頼いただいたケースをご紹介しましょう。当初、人材紹介の活用を検討していましたが、1人100万円の紹介手数料×100人=1億円もの予算が必要になることから、2年計画で採用マーケティングを実践することになりました。最初の1年間はさまざまな採用手法を試しては評価することを積み重ね、翌年採用サイトを構築するなどのステップを踏んだところ、最終的に2,000万円の予算で135人の採用に成功し、当初の予算と比較して8,000万円もコストカットすることができました。
弊社には病院での採用実務経験が豊富なメンバーも参画しており、医療介護業界の採用に精通していることも強みです。実現までに細部に渡るシミュレーションや、緻密なプランニング、定例ミーティングによる収支報告などを繰り返し、クライアントと共通言語でコミュニケーションをはかったことが成功につながったと考えています。もちろん、施設のスタッフの皆さんの多大なる努力も欠かせませんでした。
懸念事項として、導入にあたり初期費用がかかること、スタッフの方たちに業務負荷がかかる可能生があります。しかし、初期費用を上回る成果が期待できることや、難しい業務はなく慣れるまでの一時的なものであることから、大きな懸念には至っていません。
採用マーケティングの限界と使い分け
残念ながら、採用マーケティングは都市部においては有効であるものの、人口が少ない地域などはそれほど大きな効果が見込めない可能性があるのが現実です。その場合は人材紹介やチラシの方が効果的な場合もあるので、弊社が適切な手法を探りアドバイスしています。
ただ「採用マーケティングか人材紹介か」の二者択一と考えるのではなく「中途採用を成功させる」というゴールに向かって両方を併用しながら1人でも2人でも多くの採用を目指していくことが必要です。今すぐ人材が必要であれば人材紹介を、中長期的な視点では採用マーケティングを、とツールを使い分けることで効率的に採用を進めていくことが可能です。
マイナビ医療・介護経営の採用コンサルティングとプロ人材の活用でかつてない戦略的な採用の実現へ
人材紹介の実績から得た医療・介護の多くの知見を有するマイナビ医療・介護経営の営業担当と、医療機関・介護施設の採用マーケティングのプロフェッショナルである弊社がチームとなり、お客様にフィットしたプランを策定し、採用活動を進めていきます。これまでに多くの医療機関・介護施設にサポートしてきましたが、1施設たりとも結果が出なかったことはありません。しっかりとお客様の課題を解決することができると考えていますので、新たな採用戦略として、ご興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
採用マーケティング・採用力強化 顧問
株式会社 N LINE
代表取締役
島ノ江 洋佑顧問
「採用マーケティング・採用力強化 」を得意とする顧問は複数名登録中。お気軽にご相談ください。